専用防草シート工法

専用防草シート工法

専用防草シート工法とは

クラピア専用防草シートを併用し
苗を植える工法です。

クラピアは、防草シートと組み合わせて植栽できる数少ない緑化植物として、さまざまな工事で導入されています。クラピアの根を通す防草シートを併用して植栽することで雑草抑制効果を高めることができます。

NETIS登録番号:KT-180147-A

有効な場面

草が多い場所をクラピアで緑化したい場合、防草効果を高めて維持管理費を低減したい場合に有効です。

BEFORE

AFTER

特長
  • クラピアの根を通す専用防草シートを使用し植栽するためクラピアの生長を妨げず、シート上をクラピアが被覆していきます。
  • クラピアを植えてから広がるまでの間、防草シートが雑草種子の侵入と発芽を抑制するため除草作業が最小化できます。
  • 被覆後も防草効果を維持できるため長年にわたって除草の労力・コストを低減しながらクラピアの緑地を楽しむことができます。
  • クラピアが防草シートを覆っていることで防草シートの紫外線劣化を抑制し、シート単独の耐用年数を伸ばします。
  • 個人の方でも植栽可能です。
注意点
  • 苗直植え工法と比較して、防草シート材料費と施工のイニシャルコストがやや高めになります。しかし、被覆前から防草効果が高まるため長期間にわたり除草コスト、手間を低減できます。
  • 防草シートに開けた植穴からは雑草が発生しますので草抜きは必要です。
  • 通根していますがクラピアと地面が防草シートにより縁切りされているので、苗直植え工法と比較すると踏圧にはやや弱くなります。修景地や個人庭での使用なら問題ありません。
  • 公園内でも遊具周りやドックランなど強い踏圧のかかる場所ですとシートまで擦り切れる場合があるため適しません。
成功のポイント
  • 雑草がある場合は必ず事前除草を行ってください。
  • 防草シート上に土があるとそこに雑草種子が落ちて雑草が生えてきます。植穴を掘る際にはできる限り土を残さないようにすることが成功の秘訣です。
使用シーン

植栽後のメンテナンスを極力減らしたい場所、メンテナンスが難しい場所に適しています。

  • 河川法面、道路緑地帯、道路法面、ソーラー基地、公園修景地、道の駅、工場緑化、建物周辺、畦畔防草対策、浄水場、駐車場、港湾等・個人のお庭(戸建て住宅、別荘のお庭、マンション占有庭など)
  • 学校、幼稚園、保育園、公園